永山工務店での事業内容を表記します 以下の通りです

壁や天井を作る職人芸

永山工務店では左官によるあらゆる工事を請け負っております。建物の壁や床、天井を作る職人が左官です。さまざまな種類のこてと材料を使い、自由自在に思い通りの壁を塗る役割は建築においてとても重要であり、近年では女性や若者の就職先として評価が高まっています。

建築の最後を締める技

建物の建築において左官が登場するのは工程の最後です。組みあがった建物に対し最後に壁や床を仕上げることにより、建物が完成します。壁や床は施主が最初に目にする個所であるため、左官の仕事がその建物の評価を左右するといっても過言ではありません。

高めた芸術性で唯一無二の壁を作る

建物によってはデザインを施した壁に仕上げることを求められることがあるため、左官には芸術的なセンスが求められます。すべて手作業で行われ、自らのセンスで仕上げられる壁は、世界で唯一無二の存在となるのです。

鏝(こて)を使い壁や床を作る職人

左官(さかん)とは、建物の壁や床、土塀などを、こてを使って塗り仕上げる仕事、またそれを専門とする職種のことをいいます。

土やセメントなどの素材を塗ったり、砂壁や漆喰〔しっくい〕仕上げなどの最終的な表面仕上げを仕事としています。

建物の新築時には仕上げとして登場し、組みあがった建物の壁や床を仕上げていきます。均等にムラがないように材料を塗り、きれいな平面を作り上げる技術はまさに一流の職人芸。しかし一流の左官となるには長い経験を積む必要があります。

左官という呼び名には歴史があり、由来は平安時代にまでさかのぼります。宮中の建築物に関わる職人を出入りさせるには官位が必要だったため、壁塗り職人に「左官」という官位を与えたのが始まりといわれています。

外壁塗装で高まる需要

左官の主な仕事は建築物の新築、増築時に壁や床を塗ることですが、近年では補修のための活動にも需要が高まっています。

建築物の外壁には耐用年数があります。素材により差はありますが、おおよそ10~20年程度といわれており、建物の壁は建てた順から壁が傷んでいきます。

外壁の傷みが小さなひび割れ程度のうちは問題ありませんが、長い間放置するとやがて雨漏りや内壁の腐食につながり、最終的には柱や梁といった建物の骨格にまで影響がおよびます。

そういった惨事を防ぐために定期的な外壁の塗りなおしが必要とされ、左官による外壁塗装の需要が非常に高まってきています。